もっとオンデマンド、動画を楽しもう

家の通信速度も“メガ”になったかなどと感心したのがついこの間(?)だと思いきや、 今では、家は光回線なので、
オフィスよりも通信環境がいいなんて人もいるくらいブロードバンドは浸透し、進化している。
それとともに、Webの動画配信サービスも充実してきている。

多様化する動画コンテンツ

今まではテキストや静止画の記事だけで構成されていたサイトでも、 対談やインタビューの映像がそのまま掲載されていたり、
商品の説明がテレビショッピング風になっていたり、 ニュースや天気予報をキャスターが読んでいたりなど、
様々なコンテンツが見られるようになった。 これらはいずれも、 動画でなくてもある程度表現可能な内容を、リッチに表現しているものだ。
筆者としては、対談などは要約でまとめておいてくれたほうがと思ってしまうし、
商品の説明も読めば分かることなので、こういうコンテンツはまぁあってもいいかという程度である。

一方、映画をはじめとした動画そのものを楽しむ“ビデオオンデマンド”は、
何年も前からインターネットで実現できることという話題の代表格だった。 ブロードバンド時代が実感できない頃は、夢物語でしなかったが、
今、それは技術的に可能なだけでなく、 やっとほんとうに誰もが気軽に楽しめるサービスになったと言える。 Yahoo、goo
などの主要なポータルサイトは、いずれも動画配信サービスを行っている。

登録不要の無料サービスも登場

動画配信サービスは、有料のものがほとんどである。 そのため、クレジットカード番号の登録が必要だったり、
また、プロバイダが限定されていることも多く、敷居の高いイメージがあった。 しかし、今年の4月、
これらの面倒な手続きが要らない無料の動画配信サービスが相次いで開始された。

株式会社有線ブロードネットワークスは、 性別、メールアドレスなどの簡単な登録のみで視聴可能な映像配信サイト GyaO をオープンした。
GyaOは、番組の合間に通常のテレビ番組のようにコマーシャルが入るのだが、 それほど違和感は感じなかった。
映画やライブ映像など長めのコンテンツが多く、 インターネットコンテンツというよりは番組のイメージだ。
また、大きな画面で楽しめるのも特徴である。 マイクロソフトは、登録などの手続きが一切必要ない MSNビデオ
で動画の無料提供サービスを行っている。 こちらは時間の短いコンテンツが中心だが、自分だけのリストが作れるという特徴を持つ。
無料サービスというと、内容が貧困なのではないかとも思ったが、 今流行りの韓国ドラマから、ポピュラーな映画、人気アーティストの映像など、
どちらもなかなかの充実ぶりで、視聴者数も順調に伸びている。

もっとオンデマンドで

無料サービスがこれからどうなっていくか楽しみだし、 無料で何でも見られればもちろんいうことはない。
しかし、ほんとうに欲しいコンテンツが手に入るのであれば、 お金を出してもいいと思っている人も多いだろう。
見たいときに見たいものを。の「見たいもの」のほうは、 サービス提供者のメニューから選ぶしかないので実は限られている。
1ヶ月数百円で見放題でも、毎月それだけ元をとれるだろうかとか、 加入したサービス以外のところで見たいものが配信されるかもとか、
映画だったらレンタルビデオ店があるし、、などなど迷ってしまうものだ。 (たった数百円だというのに。。)

例えば、テレビ局のサイトでは、テレビ番組と連動したものや、 裏側を紹介するオリジナルコンテンツなどが配信されているが、
それに加えて、嗜好に合わせて番組をリクエストできるとうれしい。
1ヶ月見放題。でもどんな番組や映画が楽しめるのか保障されない数百円と比べても、
自分がどうしても見たかった1つの番組に払う数百円なら惜しくない。 年に何回かは、あれを見たかったのに、、と思うことがあるので。

筆者は原稿にとりかかるのがとても遅く、 そしてとても苦手意識を持っているのだが、
今回はバックグラウンドで好きなアーティストの無料動画配信をすっかり楽しみながらの執筆だった。
そのおかげで内容がよくなったのかそうでないのかは置いておいて。。