QandAサイトで小さな情報発信

「インターネットって本当に便利だよねぇ、何でも分かって。」 最近やっと携帯電話を持ったもののそう簡単には出てくれない、 おまけにメール嫌いの知り合いがこう言ったので、時代は変わった(?)と思った。

たいていのわからないことは

わからない単語だったら、辞書サイトで簡単に。 電車の中で耳にしてちょっと気になったことばなら、 検索サイトでキーワードとして入力してみるといい。 このテーマに関係する話題はないだろうかなどという少々漠然としたものでも、 たいてい何らかの糸口は見つけられる。 そんなふうにして偶然にこのサイトを見つけ、 読んでくださっている方もおられるかもしれない。 仕事をしていても、Webがなかったときはどうしていたのだろうと思うほど、 “便利”というよりなくてはならないものだ。

しかし、ご存知のように自由自在に何でも見つけ出すにはテクニックや経験も必要。 キーワードをうまく設定するのも、結果として出てきたサイトの信憑性を見極めるのも難しい。 毎日それなりの時間Webにアクセスし、 検索サイトも使い込んでいるはずの筆者もうまくいかないことはしばしば。 散々探し尽くしたつもりで「あまり情報がないみたいで、、」と先輩に相談したら、 あっさり「こんなのがでてきたよ。」と返されてしまったことも。

QandAサイトを活用しよう

そんなときには、QandAサイトを活用してみよう。 QandAサイトは、あらゆる質問や疑問とその回答の宝庫だ。 これらは、カテゴリごとに整理されている。 内容は、WordやExcelでこんなことをするにはどうしたら?などというコンピュータに関連するものだけでなく、 彼女の遅刻癖をなおしたいのですが…という果たして答えがあるのだろうかというものまで、 実に様々である。

自分が新たに質問する際は、該当するカテゴリを選び内容を書いたら、あとは回答を待つだけ。 といっても、特別な仕組みがあるわけではなく、万能な回答者がいるわけでもなく、 そこにあるのはいわゆる掲示板で、答えてくれるのはその質問掲示板を見た誰かである。 掲示板形式なので、いくつも回答をもらうこともできるし、 もう解決したと思えばクローズすることもできる。

次は活躍しよう

さて、QandAサイトでは、誰もが回答者にもなれる。 (※質問者や回答者になるには、登録が必要なサイトが多いようだ。) 自分の問題が解決したら、今度は回答者側にまわってみよう。 多少自信がない場合でも、それが解決の糸口になるかもしれないし、 他の誰かが補足してくれるかもしれない。 良い回答ができれば、 それは多くの人に見られることになり堅苦しく言うとWeb上の情報資産となる。 双方向とか情報発信と言われてもと思っていた方々、こんな小さなものから始めてみよう。

但し、回答したからといって、何がすごくいいものがもらえるわけでも、 はっきりと得になることがあるわけではない。 それでもなぜか自然と、答えられるものはあるものかなと少しの間眺めてしまった。 それはどうも、人のちょっとした貢献欲をくすぐるらしい。 回答してもらったことのある人であれば、今度は自分がという気持ちも加わるだろう。 普通、自分の知っていることが人の役に立てば悪い気はしない。 人の役に立とうなんてほど高尚でなくても、ちょっとした謎解きみたいでおもしろい。 さらに、感謝されたりすると、はまってしまうのかもしれない。 サイトによってはポイント制になっていて、 “ベテラン回答者”のような称号がもらえるらしい。 ねんのためもう一度言うと、この称号、何かに使えるわけではありません。

ちなみに、冒頭の知り合いが言ったセリフには続きがあって「いつでも勉強できるしね。」だった。 あたまがさがります、いつでも脱線もできてしまうので。。